寄稿文Connection

「藤色につつまれて」

ゆるふわ写真家むらいさち

みなさんこんにちは!写真家のむらいさちです。
世羅高原農場45周年寄稿文、3回目の今回は「せらふじ園」のご紹介です。2021年に世羅高原農場に事業が引き継がれ、リニューアルして開園した花農園です。
僕はオープン前に見せてもらったのですが、その時はしばらく放置された後だったので、本当にオープンできるのか?と不安を感じたのを覚えています。しかし、そこからスタッフの皆さんによって藤の再生、園内の整備などが進んで、今では5月に紫やピンクの美しい世界を作りだしています。そして、年を経るごとに木も回復し、成長していて、お花の量もどんどん増えています。園内には、約1000本の藤の木が植えられており、他にも昇り藤と言われるルピナスが、12000株植えられています。

ここまで大規模な藤園は少ないです。藤はしだれるので人間と同じ目線で見ることができ、香りも良いので「体感できるお花」というのも楽しいですよね。
個人的にお気に入りの場所は、一直線に伸びる藤の道です。

見ているだけで気持ちがよいです。

藤の優しい色を見ていると心が和みます。
上を見て笑顔になるせいか、気分も上がります。
空気が綺麗に感じて、深呼吸もしたくなります。
そして、歩いてるとちょっと眠くなります。
どの花よりも癒し効果が高い気がします(むらいの個人の感想ですが・・・)。

園内はセクションごとにテーマがあり、同じ藤でもいろいろな楽しみ方を提供してくれるので飽きることがありません。
まずはのんびり園内を歩いてみてください。

広角で引いてその美しさを撮ると、「せらふじ園」の特徴が出ます。
でも、藤の花は寄って写しても美しいお花です。手に触れるほどしだれている藤の花は、じっくり近くでも見てあげてください。そして香りもかいでみてください。とっても癒されるさわやかな香りがしますよ。

途中には昇り藤といわれるルピナスが咲くエリアもあります。
下にはネモフィラも植えられており、空をイメージしているのだとか。これは面白いですよね。

そして園内を一周した最後に、「せらふじ園」最大の御神木「福禄寿藤」がど~んと現れます。とても立派な木で、思わず拝んでしまいます。
長年この場所で、藤園を見守ってくれていたのですね。

最後はお気に入りの写真を数枚お見せして終わりにしたいと思います。

今回の藤の写真はどうでしたか?

世羅高原農場のグループとして再開した新しい「せらふじ園」。新しい木が植えられたり、もともとあった木が復活していたりします。毎年通うことでその木の成長が見られ、園内の変化も楽しめますし、自分自身もとても楽しみです。

人間と同じ目線で見られるお花って意外と少ないので、お花に包まれているようで、藤はとても幸せな気分にさせてくれます。

とにかく癒される「せらふじ園」に足を運んでみてくださいね。

ゆるふわ写真家 むらいさち

沖縄県座間味村でのダイビングガイドを経て、写真の世界へ。
ダイビング雑誌のカメラマンを経て、独立。 現在は、水中から風景、お花などを中心に地球全体をフィールドに活動している。
独特の、明るく優しい「ゆるふわ」な作風で作品を発表し続けている。

2024年には、水中写真展「FantaSea」を、東京・札幌・大阪にて開催する。
東京:5月17日~23日(FUJIFILM
SQUARE)、札幌:7月12日~17日、大阪:8月30日~9月5日共にFUJIFILMフォトサロン。
同時に、自身写真家20周年を記念した水中写真集「FantaSea」も発売。
沖縄県座間味村観光大使。 むらいさちのふんわりフォトサロン主宰。